日本最速通勤ランナーこと、重量5kgの普通のリュックを背負って15分台で通勤ランをする松井さんに速く走るためのコツをうたちゃんに教えて頂きました。
松井さんの通勤ランについては、2023年5月号のランナーズに掲載されるので、ぜひ買って読んでみてください(まだ発売前です)。私もうたちゃんも松井さんのファンなので、買って家宝にします(笑)
速く走るためのコツ
松井さんからうたちゃんに教えて頂いた内容です。
松井さんのブログはこちら
呼吸を意識する
陸上の長距離は特に呼吸が大事ですが、辛い時でも口で息を吸うのでは無く口から息を吐くのを意識するのが大事と教えて頂きました。
普段からの練習で呼吸も意識して、「鼻で2回吸って、口から2回吐く」必ず口からは息を吐くのだというのを体に覚えさせる(ジョグもポイント練習も)。
接地はヒールストライク(踵着地)にならない
うたちゃんの接地を確認して頂いた時に、うたちゃんは元々フォアよりの接地で当てはまらなかった為、接地ポイントについては割愛します。
腕振りの仕方
腕振りについては、手は生卵を持っている感覚で強く握らず、肘の角度を90度(直角)にして、前に振るのでは無く後ろに引くことを心掛けると良いとアドバイスを頂きました。
ラダーを用いたトレーニング(1マス1歩や1マス2歩)を行った際に、うたちゃんは腕振りを全くせず脚だけ早く動かす事に集中していたのですが、この時に合わせて腕をしっかり振るように練習した所、教えて頂く前よりも良い腕振りができるようになったと感じました。
腕振りについては、走らずに直立で立った状態でやっても良いと教えて頂きました(高校の陸上部では練習メニューに含まれていたりもするそうです)
顎を引いて走る
うたちゃんは短い距離のダッシュ時では顎が上がる癖があったので、顎を引いて走ると良いというアドバイスを頂きました。
アドバイス後に顎を引いて走ると、走った際の体のバランスが安定したのか、フォームが綺麗になりました。
子供の陸上について
松井さん自身、小学生の頃から走っていて、歳を重ねるその時々の状況を教えて頂きました。
小学生から陸上クラブに入っている子は、中学に入っても最初は速い(1年・2年時)がその後に伸び悩んで辞めてしまう子も多かったりすると話を伺いました。
私の知り合いでも、小学校はバスケをしていて、中学から陸上部に入ったり、小学校中学校はサッカーをしていて、高校から陸上部に入ったり、逆に小学校から大学まで陸上部に入っていたけれど、大学の途中で辞めたという方もおります。ただ、成人前から陸上をしていた知り合いの皆さんに共通して言えるのは一度辞めたのちもまた走ってる(だからこそ出会えた)ので、やはり走る事は好きなんだなと思いました。
松井さんがうたちゃんに「走るのは好き?」って問いかけに、うたちゃんが恥ずかしそうに「好き」って言っていたのを見て、いつまでも走る事を楽しんでいてもらいたいなと思いました。
600m陸上対決(鬼ごっこ)
うたちゃんが通っている陸上クラブの練習は大人に近いメニューでとっても大変なので、親とする陸上練習は遊びを取り入れています。
親がペースを調整してしまうと、あらかじめ勝敗が分かってしまい私自身も楽しめるように勝敗が分からなくなるように調整して親もガチで追わないと追いつけないみたいな設定で鬼ごっこをしています。
いつも鬼は私なので、私相手だと力を抜くときもあるので、今回は松井さんに追ってもらいました!
600mのうたちゃんの予想ゴールタイムは2分40秒前後。先日の400mタイムトライアルでサブスリーペース。距離が200m増えているので良いとこ2分38秒くらいと見て、松井さんからハンデを60秒頂きました。
松井さんは2日前に駅伝、1週間後にマラソンを控えているので流し目という事でしたが、めちゃくちゃ速かったです!!
が、それ以上にうたちゃんどうしちゃったの!?って思う程、うたちゃんが速くて驚きました!
急成長を遂げるうたちゃんですが、成長中はプラスになる要素が沢山あるのでもっともっと伸びそうです。最近の陸上クラブでは、1000mを4分8秒で走る同い年の男の子に練習中単発で抜ける事ができるようになってきました。
1週間前は練習中のメニューの中で1本だけ抜けたのが、1週間後は抜けた本数が増え、更に驚いたのが1学年上の2年生の女の子(1000m:3分56秒)を1本だけ抜けたのが一番の驚きでした。
ウルトラ人見知りするうたちゃん(慣れないと話しかけられても目を合わせません・・・)ですが、松井さんには人見知りせず、帰りのジョグで松井さん好きって楽しそうに言っていたので松井さんのファンになったみたいです♪
松井さん、うたちゃんの陸上練習ありがとうございました!!