最初から速く走れなくても、努力を続けて速く走れるようになってきた「うたちゃん」成長の軌跡

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最初は速く走れなくても、努力を続ければ速く走れるようになる。そんなブログになります。

陸上クラブに入った頃

うたちゃんが陸上クラブの体験に行ったのは小学1年生の9月下旬になります。

当時のうたちゃんは速く走れる子ではありませんでしたが、長く動ける子でした。長く動けるというのは登山によく行っていたので、その時のうたちゃんの様子を見ていると幼稚園生ながら当時小学6年生のお姉ちゃんよりも元気に疲れず登っていました。

そんな事もあり、陸上クラブに入ったら伸びるんじゃないかなという期待もあり体験に参加してみました。小学生の陸上強化指定選手を目指すクラブでもあるので、入っている子達はもの凄く速く、同学年や1つ上の子もこんなに速く走れる小さい子いるんだと、とても驚いたのを覚えています。

当然走れるスピードが1年生にとっては普通だったうたちゃんは、初めての陸上練習の1000mでは6分以上かかりました。

クラブの練習ではどんな距離でもスタートから離されて断トツビリか80mあたりまで突っ込んでその後は粘れず断トツビリになるかの2パターンでした。うたちゃん本人はそんな時もあったね~と言っていますがこの当時は親ながらキツイよな~と思って見守っていました。それでも練習で1本1本こなす毎に頑張ってるねってエールを送るとまた次の1本を頑張ってくれていました。

初めは6分以上かかった1000mも次第に5分を切れたり、練習でも5分15秒付近で走れるようになった頃でも、ビリを走るのは変わらずでしたが少しずつですが差が縮まってきました。

この頃は週末の陸上クラブやバスケ以外は特に練習はしていませんでした。週末の土日にしっかり身体は動かしますが、平日は何もしていないので緩やかに成長して行っていたと今は思います。

転換期

うたちゃんが急激に成長したのは2023年の2月でした。それまではゆっくり成長していましたので、初めて出たロードレース(2km)はビリでしたし、他の陸上クラブの同学年の方が圧倒的に速かったです。

1月にあった1000mで4分42秒の記録を出し、2月の1000m記録会ではうたちゃん本人も記録更新できると望むものの結果は大撃沈となりました。結果はまたビリで悔しくて号泣し、「パパもっと速く走れるようになりたい」と、うたちゃんから言われました。

うたちゃんの誕生日がバレンタインなので、その日に7歳の目標を立てました。
7歳の目標は4分15秒切り!それが達成できたら4分切りを頑張っていこうと言うものになりました。
それから平日の親子練習と陸上クラブでは伴走をするようにしました。

平日の親子練習はまだ1年生だった事もあり、1~2kmをゆっくり走り、まずは走る習慣をつけるところから始めました。1kmちょい走って平均ペースが8分30秒とかでしたので、大人の早歩きと変わらないですが、もっと速く走ってみたいな事は言わずとにかくお喋りしながら走るを繰り返しました。

陸上クラブでは伴走する事により、ビリの単独走になった時に大きく垂れる事が少なくなりました。伴走してエールを送るだけでも練習をより効果的にこなしていけてるのが分かりました。クラブに新しい同学年の子が入ったのもより刺激になりました。

この頃から万年ビリからビリじゃない時もあったりするようになりました。
3月の鴻巣パンジーマラソンで優勝(小学生1年生親子の部)し、傍目で見ても1か月前と比べると段違いに速く走れるよう成長しました。

急成長したとは言え、元からクラブに在籍している同学年の男子や1つ上の女子の背中はまだまだ遠くはありましたが、確実のその距離は縮めて走れるようになりました。

1年生最後の大会は1000mの公認大会で、4分19秒の好記録を出し陸上ランキングの小学1年生女子1000mでは全国6位という記録を残す事ができました。

努力の継続

2年生になってからは、日々の朝練は3km以上と決めて走るようになります。
ペースがゆっくりなのは変わりません。そして追加でやり始めたのが短距離の練習です。

短距離の練習と言ってもダッシュを繰り返すようなものでは無く、動き作りを始めました。
ゆっくり走るジョグはフォーム・接地を丁寧にする事を心掛けてます。月曜日は完全休足し、平日はゆっくり走るのと動き作り、休日はレースや陸上クラブという習慣ができました。

陸上クラブでも変化があり、低学年の子のパパさんが伴走するようになった事でクラブの低学年の子は走力がどんどん上がっているように感じています。自分の親に応援されるより、一緒に走ってる子の親に応援される方がより頑張って走れるのは不思議だなぁといつも思います。

なので、うたちゃんを後ろから抜かせそうな位置についた子には、うたちゃん抜いて頑張れ!と応援したり、うたちゃんが前の子を抜けそうな時は、抜かすように頑張れと伝えるとともに、前の子にはうたちゃんに抜かれないように頑張れ!と声を掛けています。

親子で練習する時は楽しく、陸上クラブは真剣に練習をこなしていく事で、最近では、うたちゃんが陸上クラブに入った時には既に速かった子達に追いつけるようになってきました(たまに抜いてゴールできる)。

小学生くらいだと、特に何もしてなくてもめちゃくちゃ速く走れる子は居たりします。
速く走れなくても速く走れるようになりたいという気持ちがあって努力を重ねていけば、おのずと速く走れるようになります。小さな子供の場合は、そこに楽しさが生まれないと辞めてしまうので、楽しさを付加するような工夫も必要だと思います。

手っ取り早く1位を取ったら嬉しいよねっていうのを親子マラソンで実現しましたが、うたちゃん曰く嬉しいけど、自分自身の力で1位を取れるようになりたいそうです♪

我が家では長い距離を走るジョグは親子のコミュニケーション、短距離の動き作りはうたちゃん自身楽しく取り組んでます。あとは小さな事で褒めてあげるのが一番だと思って良く褒めてます。

陸上どころか運動部がどんなことをやってきたのか知らない、うたちゃんのパパではありますが、だからこそ昨今陸上の記録を伸ばすためにはどんな練習をするのが良いのかを色々模索してこれからも二人三脚で頑張っていきます!

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うたちゃんの成長の軌跡です。最初は本当に速く走れなかったのが分かります。