走力向上の秘訣

雑記

走力を伸ばすための秘訣は、走力を伸ばすべく走る練習を積むのが効果的ですが、子供に至っては練習以外の親のメンタルサポートがとても重要だと考えています。

私自身、ランニングコーチでも運動を長年やってきた訳でも無いので、専門的な事は分かりませんが、うたちゃんの親として、どのようなサポートをすると、うたちゃんが伸び伸びと楽しく走ってくれるのかは日頃から振り返りを元に記録をとって考えています。

褒める事は大事

子供が頑張った事に対して、褒めてあげるのは子供にとってとても大切な事だと思っています。

但し、全て褒めて終わるのでは無く、今後の課題も併せて伝えてあげるとより早く成長してくれます。一例を挙げると、上り坂で極端にペースが落ちてしまった。ペースは落ちたものの歩かずにちゃんと走り切れた(褒めポイント)、歩幅を短くしてペースの落ち込みを抑えられたら良いね(課題)と伝えてあげると、今すぐには課題を改善する事ができませんが、成長が後押しして短い時間で課題だったペースの落ち込みに改善が見られるようになります。

子供の成長は親の想像を超えてくるものですが、過度な期待を親が持つと子供にとってはそれがストレスになりやすい為、以前できなかったことはいずれできる日が来るので、親が子供に伝えたことはその日にメモを取って残しておくと、振り返りをする時にとても有効です。
※大人は子供に言った事を忘れやすいので、伝えたことを残すのはとても大事だと思います。

褒めると同時に今後の課題を伝え、それが成長と共にできなかった事ができるようになる。
この好循環を続けるのがポイントなのかなと個人的には感じています。

親が予想していたタイムより悪くても、コンディションが悪かったかもしれない、子供のやる気スイッチが入ってなかったのかもしれない、子供にしか分からない色々な理由があるので、そういう時は怒らずに、今日は頑張ったねと労いの言葉をかけてあげるのも大切です。

小さい頃は周りを気にしすぎない

小学校低学年(特に1・2年生)だと、生まれた月や身体の成長速度によって走力は大きく変わります。

周りを見てしまうと、自分の子供より速い子はわんさかいて当たり前なので、他の子は他の子、うちの子はうちの子という感覚で、比べないようにするのが子供にとっても親にとっても良いと思います。

周りを気にするよりも、もっと伸び伸びと走る事を楽しんでもらえるにどうしたら良いかを親は考えるのが良いです。子供が走る事を楽しいと思ってくれて、伸び伸び走っている姿を見守っている内に、子供の成長と共に走力は次第に上がっていきます。

「好きこそものの上手なれ」ってことわざがある通り、純粋に楽しく走っている子ほど伸びる早さが早いと感じています。

定期的に走る時間を作る

継続は力なりという言葉通り、定期的に走る時間を作るのも走力向上にとっては必要だと思います。ただ、子供は同じことを続けると飽きやすい(嫌いになる可能性がある)ので、走る時間をしっかりと作りつつ、バリエーションに富んだ内容にしてあげるのが大切だと思います。

距離の長さや休憩のタイミング等、日によって異なるのは当然で、ジョギングに関してはお互いがとても楽かつ楽しかったねと思えるペースで走るのが、また次も走ろうに繋がると思います。

うたちゃんは走ってる途中で1人変化走をするのが好きみたいなのですが、親は見守ってるだけというケースが多々です。逆にダッシュしないでも良いよと伝えるくらいです(笑)それ以外はあそこまでダッシュして競争も良くやります。8:2くらいで子供に勝たせてあげると、親の方が子供より速いと子供は分かっていても自分の方が速いと嬉しいものです。

笑顔が溢れる事が多いので、子供に華をもたせてあげると、また競争しようという流れになりやすいです。

結果は必ずついてくる

子供が頑張ったことは継続して続けていれば、いつか必ず結果がついてきます。

大きな壁や伸び悩みが訪れるのはまだまだ先の事で小さな子供は身体が成長していくにつれて伸びていくのが普通です。今のタイムや走力は未来にとっては過去のものになるので、結果をすぐに求めず長い目で見るのがとても大切だと思います。

子供と一緒にジョギングしたり走れるのも今のうちだけかもしれません。

今一緒に走れる時間を大切に子供の成長を見守りながら、親も一緒に楽しむのが子供にとって走力向上に繋がるものだと思います。